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原始・古代

日本の屋根の歴史と移ろい

日本の屋根の歴史と移ろい 原始・古代
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こんにちは、伊藤です。
私は歴史上の様々なものに興味を持っています。
今回は、日本の屋根についてお話ししたいと思います。

日本の屋根とは

日本の住宅の原点と言われるのが「竪穴式住居」です。
これは、地面に穴を掘って柱を立て、その上に屋根をかけたものです。
屋根は草や木の枝などで作られていました。
このような住居は、縄文時代から平安時代にかけて広く使われていました。

日本の屋根の種類

昔の屋根の種類

竪穴式住居から発展した「掘立柱建物」では、屋根の種類も多様化しました。
主なものは以下の通りです。

  • 草葺き(くさぶき)
    屋根に草や葉を重ねて葺く方法です。
    防水性や断熱性に優れていますが、火災や虫害に弱いです。
  • 板葺き(いたぶき)
    屋根に木の板を並べて葺く方法です。
    草葺きよりも耐久性が高く、美しい外観が特徴です。
  • 瓦葺き(かわらぶき)
    屋根に焼き物の瓦を重ねて葺く方法です。
    最も高級で堅牢な屋根であり、寺院や貴族の邸宅などに用いられました。

現代の屋根の材料の種類

近代以降、日本の屋根も西洋化や工業化に伴って変化してきました。
現在では、以下のような屋根材が一般的です。

  • スレート
    復旧率が高い屋根材で、粘板岩を薄い板状に加工することでやね以外にも外壁として使われます。
    天然スレートと化粧スレートの2タイプがあり、化粧スレートはセメントを固めたものです。
  • 日本瓦屋根
    昔ながらの瓦葺きを現代風にアレンジしたタイプです。
    伝統的で落ち着いた雰囲気があります。
  • トタン屋根
    屋根に鉄板を使ったタイプです。
    安価で施工しやすいですが、錆びやすいです。
  • セメント瓦屋根
    屋根にセメント製の瓦を使ったタイプです。
    耐久性や防音性に優れています。
  • 石粒付き屋根
    屋根にガルバリウム鋼板に石粒を付けたタイプです。
    色や形が豊富で、デザイン性が高いです。

もし、家を建てることがあれば屋根からこだわって作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、日本の屋根の歴史と移ろいについてお話ししました。
日本の屋根は、時代や地域によって様々な形態をとってきました。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
あなたはどんな屋根が好きですか?
私は個人的には板葺きが好きですね。

それではまた次回お会いしましょう。